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ディスガイア D2 【でぃすがいあ でぃめんしょんつー】 ジャンル シミュレーションRPG 対応機種 プレイステーション3 メディア BD-ROM 1枚 発売・開発元 日本一ソフトウェア 発売日 2013年3月20日 定価 7,140円(税込) レーティング CERO A(全年齢対象) 廉価版 PlayStation 3 the Best2015年5月28日/3,800円(税別) 配信 PS Store 2015年5月28日/3,142円(税込) 判定 良作 魔界戦記ディスガイアシリーズリンク ストーリー 概要 ゲームシステム 評価点 賛否両論点 問題点 総評 ストーリー 強大な力とカリスマを誇った先代魔王の死後―魔界は、その覇権をめぐる戦国時代に突入した。くり返される戦いの果て、名だたる強者を退けて年若い悪魔が台頭する。その悪魔の名前は『ラハール』。亡き魔王の一人息子であった。ラハールは自由奔放な悪魔や、変わり者の天使、人間までも仲間に加えて戦い―ついに『魔王』になった。 それから数年の時を経て傍若無人な魔王・ラハールさまと仲間たちの、あらたな冒険がはじまろうとしていた。 ラハール統治下の魔界に起こる異変!予想の斜め上を行く人物の乱入!反乱分子の台頭!魔界をゆるがすアイドルライブ!? 彼らの進むところには、トラブルとドラマが巻き起こる!驚きと興奮、笑いと涙の一大スペクタクル、開幕―!! (ディスガイア D2 公式サイトより引用) 概要 史上最凶のやり込みSRPG、ディスガイアシリーズの第5作目。日本一ソフトウェア20周年記念作品の1つ。 第1作目のグッドエンド後を描く作品で、時系列では『1』の数年後。『2』よりも前とされている。 裏面、キャラ(学級)界、魔チェンジなどが廃止され、『1』『2』の要素が復活するなど原点回帰を意識した内容になっている。 アイテム界がアイテム“海”に改名された。 ゲームシステム チート屋 獲得経験値やマナの増減、敵の強さの変更、修羅と通常の切り替えなどを行うシステム。 獲得ヘルを100%→0%と減少させるかわりに、獲得経験値を100%→200%と増やす、といった使い方ができる。 マップ上のキャラクター全員がプリニー体質(投げられると爆発する)になる、コマンドキャンセルが不可能になるなど、面白い機能もある。 羅刹モード 2013年7月のバージョンアップで実装された「修羅」を超える高難易度モード。 パラメータの上限が増え、敵のステータスが大幅に強化される。 ステータス1億超えは当たり前。最大強化時のアイテム神などは主要ステータスがカンスト(9億9999万)している。 攻略難度は高いが、アイテムLvの上限増加(Lv999まで)、ステータス成長率強化など羅刹モードでしか受けられない恩恵もある。 修羅ボーナス 転生、アイテム海の他に、修羅ボーナス稼ぎという新しいやり込みが登場した。 凶悪なステータスを持つ修羅の敵を撃破すると、その敵のステータスを吸収できる。 上限が設定されているため、修羅ボーナスだけでステータスカンストを達成させることはできない。 評価点 美麗なキャラクターグラフィック キャラクターグラフィックは『4』と同様に3Dで描かれているため、美しく見栄えが良い。 本編におけるラハール達の面白おかしいアクションも見所。 ゲームシステムの改善 アイテム海の仕様変更。最下層をクリアすると、アイテムLvを引き継いで1階から攻略し直せる。 過去作でありがちな「レベルスフィアが出ない」「○○を倒し損ねた」などのトラブルが起こり得ない。ギプアップ&ロードの必要もない。 剣の弱体化、槍の強化など武器バランスの見直し。弱い、役に立たないと酷評されてきた槍がようやく日の目を見た。 ディスガイアシリーズにおける大きな不満点であった倉庫の使い辛さがついに改善された。 所有アイテムをカテゴリ別に分割して表示することができる。ソート機能ももちろん健在。 他にもアイテム保護機能、まとめ売り、倉庫と携帯袋が統合などの細かい追加・変更点がある。 デールの無料配布(アイテム海入口でもらえる)、チート屋の導入、ゲームオーバーの廃止など初心者向け要素を強化。 経験者からも「面倒な要素が減って楽になった」と好評。 ステータス上限の増加 HPSPは4000億、他は9億9999万9999まで強化可能。 果てしなく遠い道に思えるかもしれないが、転生、ウェポンマスタリー、アイテム強化、修羅ボーナスなどを極めればちゃんと到達できるようになっている。 ヤリコミノサイハテ 最後に攻略するステージで、超魔王バールとの決戦の舞台。先手必勝・一撃必殺が基本のディスガイアにおいて、まさかの長期戦が繰り広げられる。 育成が完了したキャラクターが居ても、操作ミスで安易に逆転されてしまう。SRPGらしい緊張感の中で遊ぶことができる。 1000億を超えるダメージの応酬は必見。普段は出番のない斧、弓、銃もここでは活躍する。 ラハールについて 過去作と比べると俺様至上主義は相変わらずなものの、立派な魔王になるために努力したり、事態解決に自ら動いたりするなど責任感が強くなった。また、本作で初登場した自称妹のシシリーについては表面上きつい態度をとりつつもなんだかんだで気に掛けるなど、今までになかった シスコンとしての 一面が現れるようになった。総じて過去作の経験で立派に成長しているといえる。特に、第七話と最終話での 一人の魔王もとい兄として戦うラハール の姿は純粋にカッコイイ のでファンならば一見の価値がある。 賛否両論点 必要とされる時間の長さ ステータスカンストまでにかかる時間が非常に長い。その長さ故に、やり込む前からやる気を失くしてしまうプレイヤーが少なくない。 アイテム育成にかかる時間(パラメータカンストまで)が1つあたり約25時間。キャラ育成(転生とレベル上げの繰り返し作業)にかかる時間が1体あたり約4~5時間。 1体のキャラが装備できるアイテムは4つなので、全ての装備を完成された物で埋めようと思ったら100時間以上はかかる。 更に、今作には『3』や『4』のような、効率的なアイテム増殖技が無い事も、必要時間の長さに拍車をかけている。育成人数を増やせばその分だけ所要時間が正比例することに。 ただ、やり込みは自己満足であり強制されるものではない。あくまでステータスカンストに拘るプレイヤーにとっては酷い仕様というだけで、気にしないプレイヤーにとっては全く問題にならない点である。 「長く遊べる」と評価するプレイヤーもいるが、以下の点より、問題点に近いと言える。 もともとディスガイアはやり込みプレイヤー向けのゲームであるが故、やり込みプレイヤーの割合が他ゲームより比較的多いこと 上記の1人あたりの育成時間(100時間)×キャラ人数が、現実的に確保可能なプレイ時間をはるかに凌駕すること 過去作にあったアイテム増殖技など、育成効率を上げるシステムが賛寄りの評価であったこと ゲストキャラクターの選出 本編と関わりを持たない、いわゆる隠しキャラクターのこと。 日本一ソフトウェアの作品では、本編クリア後のオマケ要素として、過去作や他作品(稀に他社)のキャラクターが登場するのが定番となっている。 ドット絵だった過去作のキャラクターグラフィックがどのように進化したのか、期待を寄せるプレイヤーは多かった。しかし…… + 詳細 ※ネタバレ注意 『魔界戦記ディスガイア2』から アクターレ 『ファントム・キングダム』から ペタ、アサギ(※) 『魔界戦記ディスガイア4』から ヴァルバトーゼ、フェンリッヒ、エミーゼル、アルティナ 『絶対ヒーロー改造計画』から 田中デスダーク(仲間にはできない) 見れば分かる通り、『4』のキャラクターが大半を占めている。 どのキャラクターも『4』の時点で既にグラフィックが完成しており、目新しさに欠ける。 新しいキャラクターの登場を期待していたプレイヤーは肩透かしを喰らった。 もちろん、これらのキャラクターが好きな人にとっては嬉しい要素である。 ただ、まさかの田中デスダーク出演には多くのプレイヤーが驚かされた。 ※厳密には『魔界ウォーズ(仮)』というゲーム(未発売)のキャラクター DLCキャラクターの選出 こちらもゲストキャラクターと同様に、日本一ソフトウェア作品の定番と言える要素である。1体(+小イベント)につき300円。 極上のサルバトーレ(*1)、アレク(*2)、エクレール(*3)などの新規参戦でファンを沸かせた一方、それ以外のキャラクターが『4』からの流用で、期待を寄せていたプレイヤーをガッカリさせた。 リリエル(*4)、メタリカ(*5)など他作品からの出演もありこちらは好評。 問題点 一部キャラクターが未登場 『1』の重要人物であった地球勇者一行が登場しない。名前すら出ない。ラハール達が彼らのその後について言及することもない。 地球勇者一行とは、ゴードン、ジェニファー、サーズデイ、カーチスの4人。魔界と天界のわだかまりの解決に貢献した。 公式HPのあらすじの項で述べられている「人間」は彼ら地球勇者のこと。にもかかわらず公式HPのダイジェストムービーでは活躍を丸ごと省略されている。 エトナやフロンほどではないが、彼らも一定のファンを持つ人気キャラクターである。せめて魔王城から居なくなった理由ぐらい、説明されても良かったのではないだろうか。 新キャラクターの大半がコンパチキャラ ほとんどの固有キャラクターが、汎用キャラクターの流用または改変で作られており、オリジナリティに欠ける。 純粋なオリジナルキャラクターはシシリーのみ。 + 詳細 ※ネタバレ注意 固有キャラクター 流用・改変元 ランサローテ アーチャー バルバラ 重騎士(女重騎士は本作が初登場なので、オリジナルと言えなくもない) レーニア 氷棲族(同上) ガルングン ゴーレム族 グロッソ 魔獣族 コガネスキー 魔界貴族 ゼノリス(通常ver、変身verの2パターン)という新キャラクターもいるが、こちらは敵としての登場のみで仲間にはできない。 「ゼノリスを仲間にしたかった」「DLCでも良いので配信して欲しい」という意見は多い。 演出面の劣化 『ディスガイアインフィニット』『4』『3Return』に搭載されていたバストアップアニメーションが本作にはない。 ステータスウィンドウに表示される顔グラフィックが、専用のものではなくキャラクターグラフィックのアップになっている。 ステータス画面に表示されるキャラクターのイラストが、『4』の使い回し。 一部のステージが再戦不可能 一度クリアすると、周回するまで二度と挑戦できないステージがいくつかある。 そのステージでしか入手できないアイテムを取り逃してしまうと、その周回でアイテム図鑑を埋めることができなくなってしまう。 同様に、そのステージに居るボスしか使わない特殊技演出を見逃すと、特殊技記録を埋めることができなくなる。 どちらもトロフィー取得に関わる要素であるため、そうとは知らずにステージクリアし泣きを見たプレイヤーが多く居た。 総評 「外伝でもない、リメイクでもない完全新作!」というキャッチコピーでリリースされた本作であるが、その割にはグラフィックの使い回しや過去作からの流用が目立つ。 とは言え、ユーザーの意見を取り入れて調整されたシステム、ボリューム満点のやり込み要素などゲームとしての出来は良く、遊び易さの点では据置機のシリーズ最高級とも言える。 シリーズ初心者・経験者、双方にオススメできる作品である。
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特殊技 特定のレバー+ボタンの組み合わせで出すことができる。 通常技が特殊技キャンセルに対応している場合、通常技からキャンセルで出せる。 通常技をヒットorガードさせてキャンセルした場合、通常の場合とは違う性能の技になる。ただ、通常技を空振りキャンセルで出したり、ディレイキャンセルで出した場合は本来の性能になる。 行動としての優先順位は通常技と通常投げより高い。 起き上がりの強制準立ち状態をキャンセルして出せるので、確定地雷震を回避する手段として使える。ただし、この場合の入力猶予はなし。
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特殊技の注意点 通常攻撃タイプとチャージ攻撃タイプのキャラは特殊技を一つしか持っておらず、前作同様に成長もしない。 特殊技タイプのキャラだけが特殊技を二つ持っており、最初から覚えている技はLv3まで、後から覚える技はLv2まで成長する。 コマンドの入力方法が前作とは若干違う点に注意。 一覧表 ☆は猛将伝・Zのみ使用可能な武将★はZでは使用不可能な武将 武将名 特殊技1 特殊技2 真田幸村 力を溜めた後に突撃する。溜め可能。チャージ攻撃をキャンセルして出すと溜め時間が短くなる。 - 前田慶次 相手を投げ飛ばす。投げられた敵は攻撃力が低下する。 - 織田信長 剣を強化し、攻撃力と攻撃速度が上昇。特殊な攻撃も使用可能となる。 妖気のバリアを展開する。 明智光秀 構えをとり、そこに相手の攻撃を受けるとカウンターで攻撃する。 - 上杉謙信 毘沙門天の加護。一定時間攻撃力と攻撃範囲アップ。 - お市 周囲の味方の体力を回復。成功時、自身の無双ゲージも回復。 - 阿国 周囲の味方の能力を一定時間強化。成功時、自身の無双ゲージも回復。 - くのいち 姿を消して敵から身を隠す。身を隠した状態からの最初の攻撃は威力が上がり、防御不能となる。 - 雑賀孫市 銃撃を行う。連発したまま移動が可能。 - 武田信玄 投げ技。投げられた相手は気絶する。 自分の能力を強化する。(携帯道具の黒漆太刀、当世具足、戦草鞋と同じ効果)。どれが出るかはランダムだが、稀に全て発動する。 伊達政宗 銃撃を行う。連発したまま移動が可能。 - 濃姫 爆弾を設置する。敵が触れるか時間経過で爆発。 異性の敵の無双を吸収、気絶効果(同性には無効)。 服部半蔵 1~3体の分身を作り出す。 忍術を使う。(火遁+土遁or水遁) 森蘭丸 攻撃力・攻撃速度がアップするが防御力がダウンする。 - 豊臣秀吉 敵が素材を落としやすくなる。 - 今川義元 死んだ振りで無双回復。ダウン攻撃以外は攻撃を受けない。 - 本多忠勝 無双ゲージ増加に加え、触れると敵を弾き飛ばすオーラを纏う。 - 稲姫 前方に矢を発射する。 各種攻撃で発射する矢の本数を増やす。 徳川家康 砲撃を行う。連発したまま移動が可能。 - 石田三成 爆弾を設置する。敵が触れるか時間経過で爆発。 風のバリアを展開する。 浅井長政 無双発動可能時に全ての攻撃に属性付与。 - 島左近 広範囲の属性攻撃。 矢や銃弾での援護射撃。 島津義弘 触れると敵を弾き飛ばすオーラを纏うが防御力がダウンする。 - 立花誾千代 剣を強化し、攻撃力と攻撃速度が上昇。 - 直江兼続 護符バリアを展開する。 敵の行動を遅くする結界を出す。 ねね 1~3体の分身を作り出す。 付近の武将や兵に変身。 風魔小太郎 相手を投げ飛ばす。投げられた敵は防御力が低下する。 - 前田利家 全攻撃に風の刃を付加。一定時間攻撃範囲とヒット数アップ。 - 長宗我部元親 音波攻撃で爆発する玉を5個出す。 - ☆ガラシャ 攻撃魔法を使う。(紅蓮、凍牙、閃光)発動後、一定時間通常攻撃に烈空属性、ガード無視効果。 魔法によるバリアを展開する。特殊2-2のバリア発生中、一定確率で攻撃に体力吸収効果が発動。(夜叉効果) 柴田勝家 爆発属性付与。一定時間攻撃力アップ。 - 加藤清正 武器と共に回転して周囲の敵を引き寄せる。溜め可能。チャージ攻撃をキャンセルして出すと溜め時間が短くなる。 - 黒田官兵衛 玉を追加。 無双ゲージを吸収するフィールドを展開。 立花宗茂 一度だけ、敵の攻撃を必ずガードできる状態になる。ガード中に通常攻撃ボタンで反撃。相手をよろけさせる。 - 甲斐姫 周囲に水柱を発生させる。 - 北条氏康 属性を絶対に発動させる煙玉を前方に投擲。 - 竹中半兵衛 前方に多段ヒット&ガードブレイクする攻撃。 竹中コプター。高速移動。 毛利元就 矢に属性を付加する。 敵を状態異常にする3wayの矢を発射。 ☆綾御前 周囲の味方の体力を回復させ、防御力を一定時間強化。成功時、自身の無双ゲージも回復。 - ☆福島正則 周囲を挑発する。当たった敵は攻撃力が上昇し、防御力が低下する。 - ★鷹丸 姿を消して敵から身を隠す。身を隠した状態からの最初の攻撃は威力が上がり、防御不能となる。 - 新武将(刀) 捨て身+速度上昇。蘭丸と同じ。(上昇幅は不明) - 新武将(槍) 無双ゲージ増加に加え、触れると敵を弾き飛ばすオーラを纏う。 - 新武将(薙刀) 周囲の味方の能力を一定時間強化。成功時、自身の無双ゲージも回復。 - 新武将(無双武将) 各無双武将に準じる。 各無双武将に準じる。 ▲ページトップへ
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登録日:2009/09/09(水) 00 07 03 更新日:2023/07/21 Fri 19 58 56NEW! 所要時間:約 7 分で読めます ▽タグ一覧 PS3 PSVita SRPG やりこみ ゲーム バカゲー 不良 優等生 勇者 学園 悪魔 日本一ソフトウェア 魔物 魔王 魔界 魔界戦記ディスガイア 魔界戦記ディスガイア3 魔王の理事長に上級悪魔の凶師。ひねくれ者の生屠達。ねじまがった価値観を植え付ける為の、悪魔の悪魔による悪魔の為の施設。彼らはそれを ―魔立邪悪学園― と呼んだ… 『魔界戦記ディスガイア3』(Disgaea 3 Absence of Justice)2008年1月31日に日本一ソフトウェアから発売されたSRPG。ハードはPlayStation3。 2011年11月27日にPS3版のDLCを全て収録し、新シナリオや『ディスガイア4』からのゲストキャラクター、イノセント倉庫などの4で実装されたシステムが逆輸入されたReturn版が発売。ハードはPlayStation Vita。 PS3というハードを生かし、月一の追加キャラや後日シナリオ等のアイテムを有料配信している他、精力的にバグ修正。約1年弱に渡り更新し続けてきた。これは4以降の作品でも引き継がれた。 無料のDLCでは、PS3で無料配信されているソフト「まいにちいっしょ」に登場する井上トロとクロが凶師として登場し、武器としても戦闘に参加する。 しかし、他のディスガイアシリーズと比べると移植に恵まれず、現在ではやや手を出し辛い作品になってしまっている。 ~ストーリー~ 邪悪学園のとある一室。そこには理事長である魔王の息子、「マオ」が住んでいた。とある理由で打倒魔王を企むマオ。魔王を倒せるのは勇者しかいない、とお付きのじいやに言われたマオは勇者を目指すことになる。 そんな時に魔界に魔王退治へとやって来た(自称)勇者アルマース。 ヘタレな勇者?と魔王の息子の出会いからこの物語は始まる。 ~用語~ 【魔立邪悪学園】 魔王であるマオの父親が経営している学園。魔界全域が学園敷地なので、学園とはいうが、魔界そのものといっても過言ではない。長い歴史の中でも卒業した者は無く、魔界のエリートほど早く放校処分となっている。 【優等生】 ブッ飛んだ価値観を持つ邪悪学園において、『暴力的、反権力的、自己中心的、モラルに反する』連中のこと。生屠達は真面目に優等生を目指し、不登校を決め込んでいる。 ちなみに人間界ではDQNと呼ぶ、 【不良】 優等生とは逆に、『平和的、利他的、規律に厳しい良心的な』悪魔のこと。無遅刻無欠席で、学園の凶師達の手を煩わせるやっかい者。良心的だが良識はあまり無い。 人間界では、秀才とか委員長と呼ぶ。 【十紳士】 邪悪学園きっての不良達。3号生(最高学年)という以外の詳細は不明。 エリート程早く学校からいなくなるのに、学園きって不良である彼等が最高学年なのは言ってはいけない 【ココロ】 悪魔の根幹。悪魔にとって、ココロを支配されることは己の全てを支配されることに等しい。その為、ココロ銀行なる施設があり、そこでココロの保管、管理を行なっている。 ~キャラクター~ 【マオ/魔王の息子】(声:平田宏美) 理事長の息子。自称邪悪指数180万の天才。かつてデスオメガステーションポータブルを父である魔王に踏み潰され、その復讐を誓う。改造オタクであり、すぐに欲情するヘンタイ。 ちなみに歴代最年長主人公で殿下より400歳以上年上 主人公なだけあり、高い基本ステータスに優秀な技、と非常に使いやすいキャラ。最強技は「ヴァサ・アエグルン」 【アルマース・フォン・アルマディン・アダマント/勇者】(声:下野紘) とある国の近衛兵をしていた(自称)勇者の青年。兵の中でも最弱であったが、敬愛する姫を守る為に勇気を振り絞って魔界へ来た。しかし魔界で称号をマオに奪われ、悪魔見習いになってしまう。完全に悪魔になる前に称号を返してもらう為、マオに同行する。勇者オタクなヘタレ。今作のヒロイン(♂)そして真の主人公。 攻撃能力はあまり高くないが、「自分よりレベルの高い相手からの被ダメ半減」の固有魔ビリティーが超強力。パーティの壁になる。最強技は「助けて!女神様!」 【ラズベリル/No.1の不良】(声:斎藤千和) 邪悪学園きっての不良生屠で、マオの幼なじみ兼ライバル。小柄で、恐らくマローネよりいろいろ小さい。ヒロインとして紹介されているが、扱い的にはアルマースのほうが… 口癖は「すっげー、サインくれ」 数少ない魔物型の固有キャラ。 特筆すべきは魔チェンジ時の固有技で、レベル上げ時に大変お世話になる。他にも、汎用アビリティーの仏恥義理レンジが優秀。最強技は「不良心得3漢凶保護」 なお、DLCで彼女の後日談シナリオが追加出来る。 【チャンプル先生/家諦科凶師】(声:桑原敬一) 誰も見たことがない伝説の凶師。度々マオ達の前に現れ、熱したフライパンのように熱いクッキングバトルを繰り広げるぞなもし!! しかし、何でもかんでも料理に例えて話すから折角のいいアドバイスが台無しぞなもし! 高いSPD、反撃を強化する固有魔ビリティから、拳を装備するのがオススメぞなもし。「轟炎獅子投炒め」が最強技ぞな。 【サファイア・ロードナイト/ごんぶとな姫】(声:長谷川明子) 最強無敵のキラーマッスィーンなお姫様にして、アルマースの想い人。清楚な顔立ちだが、結構はっちゃけた性格。いつも瞳に星が飛んでいる。 悲しくとも何故か泣くことが出来ない自分が嫌い。可愛いもの好き。 姫君であるためヒロイン候補であるはずなのだが、扱い的にはアルマースのほうが… 基本固有キャラ唯一の回復魔法の使い手として活躍。その為最強技も回復の「レジェンドホワイト」。 またHit補正も高い為、ガンナーとして間接攻撃要員にも。 なお、イベント中に度々「地獄突き」なる技がでてくるが、本人の拳適性は低い。 【ビッグスター様/2号生筆頭】(声:鈴木千尋) マオの上級生達のリーダーで、マオと互角の実力の持ち主。ナルシストだがリーダーとして優秀であり、個人主義揃いの悪魔達を取りまとめている。「様」までが名前。 割りと万能な物理アタッカー。固有魔ビリティーの「貴様の攻撃など効かぬ」により、屈指の耐久力も兼ね揃える。最強技は「ローゼンスターズ」 【極上のサルバトーレ/十紳士】(声:山田美穂) 十紳士の一員。常に士官のような命令口調で喋るおねいさん。規律に厳しい。女なのに紳士。 非常にバランスの取れたステータス&耐性の持ち主。決定力に欠けるが、間接攻撃要員として非常に使いやすい。最強技は「極上・銃王無神」 【鶴の明日禍&リリアンの狂子/ラズベリルの子分】 ラズベリルの子分の不良達。狂子は常識的なくのいち、明日禍は天然気味な侍。汎用キャラと同じドットキャラだが、カットインやフェイスウィンドウはちゃっかり固有のものが用意されている。 【ラハール&エトナ&フロン】 いつもの三人。 【アクターレ】 売れない芸人。固有技が非常に優秀で、魔ビリティーも編成次第ではかなり強力。アホキャラだが意外と強い。 【マローネ】 ファントム・ブレイブからの登場。「清らかなココロ」を盗まれた状態で仲間になるので、毒舌でめんどくさがり。一瞬だがムービーにも登場。マローネファン感涙。 【アサギ】 アサギの項目を参照。 【ニジレッド】 初代から登場し続けていたニジレンジャーが遂に仲間に。何故か魔物型キャラの為、魔チェンジ可能。最弱キャラ。 【ヤンス・ザンス・ゴザンス】 マオの邪魔をするゴブリン兄弟。後にマオをオヤビンと慕うことになる。 【首狩り拳法のゴールドナックル】 紙芝居が趣味のザコ。 【PTA会長】 パーフェクト・ターミネイト・エージェント達のリーダー。可愛いがザコ。 【じいや】(声:窪田吾朗) マオの世話を甲斐甲斐しくする専用の執事。常にマオの行動を先読みしており、適切なサポートを行う。のだが…? ~システム~ 今作は『ディスガイア2』以前にはなかった新システムが多く実装されており、以後の作品にも継承されている。 【学級界】 特殊なマップに移動する。基本はアイテム界と変わらないが、奥の階層の小部屋でマナを支払うことにより、装備適正の強化、魔ビリティーの継承、技の継承、基本能力の向上、委員会の拡張などが行え、キャラクターを強化出来る。 後発作品では学校が舞台ではないため「キャラ界」と名前が変わっている。 【魔ビリティー】 各キャラ変更不可の固有魔ビリティーと、前述の学級界で他キャラに継承出来る汎用魔ビリティーがある。前作までは極めればどのキャラも同じ性能になったが、これにより今作では各職業の個性が充実した。 【魔チェンジ】 魔物型キャラを人型キャラの武器へとチェンジさせる。強力な技が使えるようになる反面、2ターンで武器は消失する。 本作以後に発売された『2ポータブル』にも実装されている。 【ホームルーム】 前作の暗黒議会とエクストラゲインの効果を足したもの。各キャラを委員会に割り振ることができ、その委員の委員長はエクストラゲインの恩恵を受けられる。また委員会とは別に席替えがあり、隣接キャラとの連携率アップやステータスボーナスなどの恩恵が得られる。 ただし、前作までとは異なり、エクストラゲインにて魔法を習得することはできない(一時的に使用できるようになるのみ)。 【汎用キャラ】 今作は非常に職業の数が多く、汎用人型キャラだけで26種、汎用魔物キャラで20種(DLC無し)もいる。魔チェンジや魔ビリティーにより個性が広がったことを加えると、かなり自由度が上がったといえよう。 あと夜魔族のデザインが大幅に変更された。エロカワイイ。 また、汎用キャラには他の日本一作品からのゲスト出演も多い。 ファントム・ブレイブ ガンナー♀(PBでの商人)、珍茸族(エリンギャー)、寝子猫族(サーベルキャット) ファントム・キングダム 魔人 ソウルクレイドル 応援師 さあ! みんなも魔立邪悪学園に入学しよう!! ♪入学お待ちして、お、り、ま、す〜(魔立邪悪学園入学希望者CMソング) 追記・修正お願いします △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] SwitchとかSteamに来てほしい -- 名無しさん (2022-04-30 12 51 04) ディスガイア3だけPC移植されてないんだよね。マール王国やラ・ピュセルの移植も決まったしこれもいつ来てもおかしくないとは思うけど。 -- 名無しさん (2022-04-30 12 59 02) 名前 コメント
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概要 一覧表 概要 各武将は、アクションタイプに対応した固有の特殊技を持っている。特殊技タイプの武将のみ、二種類持つ。 武将の個性を反映したものが基本であり、戦闘や補助の効果を持つ。高い性能を誇る特殊技もあり、戦闘の鍵を握る場合も少なくない。 今回の新たな共通仕様として、チャージ攻撃をキャンセルして発動することが可能となった。 一覧表 武将名 内容 備考 特殊技1 特殊技2 真田幸村 溜めると強力になる突撃攻撃を行うチャージ攻撃後はすぐに溜まる - 前田慶次 敵をつかみ上げて投げる投げた敵の攻撃力を低下させる - 織田信長 武器による攻撃を強化する 妖気による障壁を展開する 明智光秀 攻撃に備えた構えを取る構え中に攻撃を受けると反撃する - 石川五右衛門 お金を獲得しやすくなる - 上杉謙信 毘沙門天の加護を得る - お市 味方の体力を回復させる成功すると自身の無双ゲージが回復する - 阿国 味方の能力値を上昇させる成功すると自身の無双ゲージが回復する - くのいち 姿を消して敵から身を隠す身を隠した状態での攻撃は強力になる - 雑賀孫市 銃による連射攻撃を行う - 武田信玄 敵をつかみ上げて投げる投げられた敵は気絶する 自身の能力値が上昇する 伊達政宗 銃による連射攻撃を行う - 濃姫 触れると爆発する爆弾を設置する成長すると置ける爆弾の数が増える 周囲の異性を気絶させて無双を吸収する 服部半蔵 分身をして連係攻撃を行う - 森蘭丸 攻撃力と攻撃速度が上昇するが防御力が低下する - 豊臣秀吉 お金を獲得しやすくなる - 今川義元 死んだふりをし、無双ゲージを回復させる - 本多忠勝 名乗りを上げ無双を回復する敵に触れると弾き飛ばせる - 稲姫 弓による連射攻撃を行う 矢の本数を増やす 徳川家康 大筒による連射攻撃を行う - 石田三成 触れると起動する罠を設置する成長すると置ける罠の数が増える 竜巻による障壁を展開する 浅井長政 奥義を発動可能なときすべての攻撃に属性がつく - 島左近 広範囲に属性を利用した攻撃を行う 援護射撃を受ける 島津義弘 攻撃力が上昇するが防御力が低下敵に触れると弾き飛ばせる - 立花誾千代 武器による攻撃を強化する - 直江兼続 護符を旋回させて障壁を展開する 敵の動きを鈍らせる結界を張る ねね 分身して連続攻撃を行う - 風魔小太郎 敵をつかみ上げて投げる投げた敵の防御力を低下させる - 宮本武蔵 名乗りを上げて無双を回復する - 前田利家 攻撃時に風の刃を発生させる - 長宗我部元親 音波攻撃で破裂する塊を放つ - ガラシャ 攻撃魔法を使う 魔法による障壁を展開する 佐々木小次郎 攻撃に備えた構えを取る構え中に攻撃を受けると反撃する - 柴田勝家 攻撃時に爆発を起こす - 加藤清正 長押しで溜めると強力になる回転攻撃を行うチャージ攻撃後は溜めやすい - 黒田官兵衛 妖気の球を増やす 無双を吸収する結界を張る 立花宗茂 ガードの性能を強化するガード中に盾を使って反撃できる - 甲斐姫 自身の回りに水柱を発生させ敵を攻撃する - 北条氏康 煙幕が発生する爆弾を投げる煙幕の中ではすべての攻撃に属性がつく - 竹中半兵衛 宙に浮いて高速移動を行う - 毛利元就 攻撃時に発射する矢の性能を変える 敵の能力を低下させる矢を発射する 綾御前 味方の体力回復と防御力上昇成功すると自身の無双ゲージが回復する - 福島正則 敵を挑発して防御力を低下させるが敵の攻撃力が上昇する - 藤堂高虎 奥義を発動可能なときすべての攻撃に凍牙属性がつく - 井伊直虎 自身の攻撃力が上昇し攻撃範囲も拡大する - 柳生宗矩 攻撃に備えた構えを取る構え中に攻撃を受けると反撃する - 真田信之 自身の無双ゲージと練技ゲージを入れ替える - 大谷吉継 触れると起動する罠を設置する - 松永久秀 敵の動きを鈍らせる結界を張る 爆弾で自爆して敵を巻き込む 片倉小十郎 発射する弾の性能を変化させる ガードの性能を強化する 上杉景勝 敵の攻撃で怯まなくなる - 小早川隆景 自身と味方の能力値を上昇させる成功すると自身の無双ゲージが回復する - 小少将 光の柱を発生させ、敵を攻撃する - 島津豊久 自身の攻撃力が上昇するが防御力が低下する - 早川殿 味方の能力値を上昇させる成功すると自身の無双ゲージが回復する 毬による攻撃を強化する 井伊直政 衝撃波を前方に飛ばし攻撃する - 新武将(刀) 自身の攻撃力と攻撃速度が上昇するが防御力が低下する - 新武将(槍) 名乗りを上げて無双を回復する敵に触れると弾き飛ばせる - 新武将(薙刀) 味方の能力値を上昇させる成功すると自身の無双ゲージが回復する - 新武将(大太刀) 武器による攻撃を強化する - 新武将(双剣) 奥義を発動可能なときすべての攻撃に紅蓮属性と凍牙属性がつく -
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○×△□ボタンに割り当てられる特殊技の解説 ○×△□ボタンに割り当てられる特殊技の解説Eランク Dランク Cランク Bランク Aランク Sランク Eランク コンビネーションパンチA コンビネーションパンチB 踏み込みパンチ(右) 踏み込みパンチ(左) しゃがみパンチ(右) しゃがみパンチ(左) なぎ払い(右) なぎ払い(左) 裏拳(右) 裏拳(左) Dランク ちゃぶ台返し 正拳突き(右) 正拳突き(左) サッカーボールキック ドロップキック 踏み込みぶん回し(右) 踏み込みぶん回し(左) かえる飛びアッパー 踏み込みダブルアッパー けさ斬りチョップ(右) けさ斬りチョップ(左) Cランク ダイビングヘッド・前 ダイビングヘッド・後 前転蹴り 後転蹴り上げ 突っ張り五連打 しゃがみマシンガンパンチ ゾンビアタック 猫だましパンチ サイドキック(右) サイドキック(左) Bランク 体操パンチ ダイビングパンチ 脳天唐竹割(右) 脳天唐竹割(左) モンゴリアンチョップ ローリングラリアット 電車道 ショルダーチャージ 893キック テコンドーキック Aランク メガトンダブルチョップ 浴びせ蹴り かえる跳びアッパーⅡ ゾンビアタックⅡ モンゴリアンチョップ ダイビングパンチⅡ モンゴリアンチョップⅡ ショルダーチャージⅡ 893キックⅡ ダイビングヘッドⅡ・前 ダイビングヘッドⅡ・後 Sランク ダイビングドリルアタック ダッシュストレート(右) ダッシュストレート(左) 旋風大回転 ジャンピングニー ジャンピングハンマー サマーソルトキック 体操パンチⅡ メガトンダブルチョップⅡ テコンドーキックⅡ
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概要 一覧表 概要 各武将は、アクションタイプに対応した固有の特殊技を持っている。特殊技タイプの武将のみ、二種類持つ。 武将の個性を反映したものが基本であり、戦闘や補助の効果を持つ。高い性能を誇る特殊技もあり、戦闘の鍵を握る場合も少なくない。 今回の新たな共通仕様として、チャージ攻撃をキャンセルして発動することが可能となった。 一覧表 武将名 内容 備考 特殊技1 特殊技2 真田幸村 溜めると強力になる突撃攻撃を行うチャージ攻撃後はすぐに溜まる - 前田慶次 敵をつかみ上げて投げる投げた敵の攻撃力を低下させる - 織田信長 武器による攻撃を強化する 妖気による障壁を展開する 明智光秀 攻撃に備えた構えを取る構え中に攻撃を受けると反撃する - 石川五右衛門 お金を獲得しやすくなる - 上杉謙信 毘沙門天の加護を得る - お市 味方の体力を回復させる成功すると自身の無双ゲージが回復する - 阿国 味方の能力値を上昇させる成功すると自身の無双ゲージが回復する - くのいち 姿を消して敵から身を隠す身を隠した状態での攻撃は強力になる - 雑賀孫市 銃による連射攻撃を行う - 武田信玄 敵をつかみ上げて投げる投げられた敵は気絶する 自身の能力値が上昇する 伊達政宗 銃による連射攻撃を行う - 濃姫 触れると爆発する爆弾を設置する成長すると置ける爆弾の数が増える 周囲の異性を気絶させて無双を吸収する 服部半蔵 分身をして連係攻撃を行う - 森蘭丸 攻撃力と攻撃速度が上昇するが防御力が低下する - 豊臣秀吉 お金を獲得しやすくなる - 今川義元 死んだふりをし、無双ゲージを回復させる - 本多忠勝 名乗りを上げ無双を回復する敵に触れると弾き飛ばせる - 稲姫 弓による連射攻撃を行う 矢の本数を増やす 徳川家康 大筒による連射攻撃を行う - 石田三成 触れると起動する罠を設置する成長すると置ける罠の数が増える 竜巻による障壁を展開する 浅井長政 奥義を発動可能なときすべての攻撃に属性がつく - 島左近 広範囲に属性を利用した攻撃を行う 援護射撃を受ける 島津義弘 攻撃力が上昇するが防御力が低下敵に触れると弾き飛ばせる - 立花誾千代 武器による攻撃を強化する - 直江兼続 護符を旋回させて障壁を展開する 敵の動きを鈍らせる結界を張る ねね 分身して連続攻撃を行う - 風魔小太郎 敵をつかみ上げて投げる投げた敵の防御力を低下させる - 宮本武蔵 名乗りを上げて無双を回復する - 前田利家 攻撃時に風の刃を発生させる - 長宗我部元親 音波攻撃で破裂する塊を放つ - ガラシャ 攻撃魔法を使う 魔法による障壁を展開する 佐々木小次郎 攻撃に備えた構えを取る構え中に攻撃を受けると反撃する - 柴田勝家 攻撃時に爆発を起こす - 加藤清正 長押しで溜めると強力になる回転攻撃を行うチャージ攻撃後は溜めやすい - 黒田官兵衛 妖気の球を増やす 無双を吸収する結界を張る 立花宗茂 ガードの性能を強化するガード中に盾を使って反撃できる - 甲斐姫 自身の回りに水柱を発生させ敵を攻撃する - 北条氏康 煙幕が発生する爆弾を投げる煙幕の中ではすべての攻撃に属性がつく - 竹中半兵衛 宙に浮いて高速移動を行う - 毛利元就 攻撃時に発射する矢の性能を変える 敵の能力を低下させる矢を発射する 綾御前 味方の体力回復と防御力上昇成功すると自身の無双ゲージが回復する - 福島正則 敵を挑発して防御力を低下させるが敵の攻撃力が上昇する - 藤堂高虎 奥義を発動可能なときすべての攻撃に凍牙属性がつく - 井伊直虎 自身の攻撃力が上昇し攻撃範囲も拡大する - 柳生宗矩 攻撃に備えた構えを取る構え中に攻撃を受けると反撃する - 真田信之 自身の無双ゲージと練技ゲージを入れ替える - 大谷吉継 触れると起動する罠を設置する - 松永久秀 敵の動きを鈍らせる結界を張る 爆弾で自爆して敵を巻き込む 片倉小十郎 発射する弾の性能を変化させる ガードの性能を強化する 上杉景勝 敵の攻撃で怯まなくなる - 小早川隆景 自身と味方の能力値を上昇させる成功すると自身の無双ゲージが回復する - 小少将 光の柱を発生させ、敵を攻撃する - 島津豊久 自身の攻撃力が上昇するが防御力が低下する - 早川殿 味方の能力値を上昇させる成功すると自身の無双ゲージが回復する 毬による攻撃を強化する (II)井伊直政 衝撃波を前方に飛ばし攻撃する - (S)真田昌幸 攻撃力と攻撃速度が上昇するが防御力が低下する - (S)茶々 味方の体力を回復させる成功すると自身の無双ゲージが回復する - (S)佐助 分身して連続攻撃を行う - (S)武田勝頼 名乗りを上げて無双を回復する敵に触れると弾き飛ばせる - (S)徳川秀忠 自身の攻撃力と攻撃速度が上昇するが防御力が低下する - 新武将(刀) 自身の攻撃力と攻撃速度が上昇するが防御力が低下する - 新武将(槍) 名乗りを上げて無双を回復する敵に触れると弾き飛ばせる - 新武将(薙刀) 味方の能力値を上昇させる成功すると自身の無双ゲージが回復する - 新武将(大太刀) 武器による攻撃を強化する - 新武将(双剣) 奥義を発動可能なときすべての攻撃に紅蓮属性と凍牙属性がつく -
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注意 このページでは、オリジナルのPS2『魔界戦記ディスガイア』(良作)、移植作品のPSP『魔界戦記ディスガイア PORTABLE』(良作)、DS『魔界戦記ディスガイア 魔界の王子と赤い月』(劣化ゲー)、Win『魔界戦記ディスガイア PC』(良作)について解説する。 魔界戦記ディスガイア 概要 ゲームシステム 評価点 賛否両論点 問題点 総評 余談 魔界戦記ディスガイア PORTABLE 概要(P) 評価点(P) 問題点(P) 総評(P) 魔界戦記ディスガイア PORTABLE 通信対戦はじめました。 魔界戦記ディスガイア 魔界の王子と赤い月 概要(DS) 評価点(DS) 問題点(DS) 総評(DS) 余談(DS) 魔界戦記ディスガイア PC 概要(PC) PC版の追加・変更点 問題点(PC) 総評(PC) その後(PC) 魔界戦記ディスガイア 【まかいせんきでぃすがいあ】 ジャンル やり込みシミュレーションRPG 対応機種 プレイステーション2 発売元 日本一ソフトウェア 発売日 2003年1月30日 定価 通常版 7,140円限定版 9,240円 判定 良作 魔界戦記ディスガイアシリーズ ※ 最初に発売されたオリジナル版のデータを基に説明する。 概要 史上最凶のやり込みSRPGという謳い文句で登場したPS2用ゲームソフト。PS2の作品ではあるが媒体はCD-ROMである。 キャラクターデザインは原田たけひと氏が、楽曲は佐藤天平氏が担当している。 ストーリー重視の『マール王国シリーズ』よりも、ゲームシステム重視の『ラ・ピュセル 光の聖女伝説』の方が好評だったことから、そのゲームシステムを更に強めた作品としてリリースされた。 発売当初はあまり話題にならなかったが、電撃プレイステーションの記事や口コミからまたたくまに認知度が広まり10万本以上の売上を記録。日本一ソフトウェアのヒット作となった。 Lvは9999、能力値は2000万(HP・SPは4000万以上)まで育成可能。 キャラメイク・転生・各種スキル・武器育成などタクティカルRPGの基本的な要素も一通り備えている。 本編のボリュームは20~30時間程度で、難易度もSPRGとしては低め。レベル上げもほとんど必要とされない。 しかしアイテム界・練武の洞窟といった本編とは無関係の育成専用のシステムが充実しており、本編そっちのけでキャラクター強化に励むプレイヤーが続出した。中にはプレイ時間が1000時間を超えた者も。 ゲームシステム 武器 本作には7種類+αの武器が存在し、それぞれ独自の性能を持つ。 拳:連携を発動させやすく、特殊技に敵を移動させる性質がある。 剣:癖が無く使いやすい、バランス型。 槍:射程が2マスありより遠くの敵を攻撃できる。特殊技に自身を移動させる性質がある。 弓:HITが高く、また射程が長く遠くの敵を攻撃できる。通常攻撃と特殊技のダメージはATK・HITに依存する。 銃:弓以上の射程を持つが、通常攻撃と特殊技のダメージは、HITにのみ依存する。 斧:HITが減少するが、同ランク装備では(最高ランク付近を除いて)最高のATKを持つ。 杖:魔法の威力、射程、範囲が強化される。 牙:魔物専用武器 職業ごとに向き不向きはあるが、装備制限はなくどの職でも好きな武器種を装備できる。 ウェポンマスタリー 武器の熟練度。「剣」「斧」など武器種ごとに存在し、対象の武器を使用しているとマスタリーレベルが上がる。 マスタリーレベルが上がると武器技を習得したり、対象の武器を装備したときのパラメーターが強化される。 各キャラ、職業にF~Sで適性が存在しているが、熟練度の上がりやすさにのみ影響し、威力やパラメーターに差異は無い。 アイテム界 アイテムの内部にあるランダムダンジョンを攻略することでアイテムレベルを上げ、そのパラメーターを上昇させることができる。 ダンジョンの大きさはアイテムのレアリティによって異なり、最大で100階構成。1階クリアするごとにアイテムレベルが1上昇する。 アイテムの基礎パラメータが高ければ高いほど、アイテム界に出現する敵も強くなる。不必要な戦闘を避け、効率的に進むための工夫が求められる。 キャラクター育成における最も重要な要素である。強化したアイテムに更にウェポンマスタリーの補正を掛けることで、装備者は莫大なステータスアップを得ることができる。 アイテム界では途中セーブができず、専用アイテム「デール」を使うか、10の倍数階をクリア後の選択肢からしか脱出できない。 イノセント アイテムに付与されている追加効果。「ATK+50」「獲得経験値+20%」などの効果を装備者に与える。 アイテム界に潜ると、このイノセントが中立キャラとして登場することがあり、彼らを服従(=撃破)させると追加効果の数値が2倍になる(ATK+50→ATK+100)。 更に、服従させたイノセントは他のアイテムへ移したり、同じ効果のイノセント同士で合体させることができる。 これを利用すると、「ATK+19998」や、「獲得経験値+300%」といった極めて強力な追加効果を得ることができる。 通常、レベル上げ・ウェポンマスタリー上げにはかなりの時間がかかるのだが、このイノセントを活用することでその時間を大幅に短縮させることができる。 転生 レベルの上限は9999でそれより上げることはできないが、「転生」を行うことで特殊技や武器熟練度をある程度引き継いでLv1に戻ることができる。 このとき、転生前のステータスに応じて「素質能力値」と呼ばれるレベルアップ時のステータス上昇量を決める値が変化する(通常は増える)。この状態でレベルを上げると転生前よりも高いステータスを得られる。 レベル上げと転生を交互に繰り返していくことで、ステータスが少しずつ伸びていく。 また転生時のレベルが記録・加算されており、これが一定値に達する毎に上記の素質能力値にボーナスが発生する。 汎用キャラは、転生と同時に職業を変えることも可能。このとき、男を女にしたり、人間型を魔物型に変えることも可能で、評価点にも挙げるようにとにかく育成が自由。 投げる 人間型のキャラは、隣接するキャラを持ち上げて投げ飛ばし、強制的に移動させることができる。SRPGではあまり見られないシステム。 通行禁止マスを飛び越える、接近してきた敵を遠くに投げて距離を取る、など使い方は様々。 ジオエフェクト マップ上には、赤や青などの色のついたマス「ジオパネル」が存在する。 また、「防御力-50%」「無敵化」などの特殊効果 (ジオエフェクト) を持つ「ジオシンボル」という中立ユニットが存在する。 ジオシンボルがジオパネルの上に置いてあると、そのパネルと同色のマス全てにジオエフェクトの効果が発揮される。ジオシンボルを破壊したり移動させると、この効果を打ち消すことができる。 ストーリーマップの大半は敵に有利になるようにジオシンボルやパネルが配置されており、プレイヤーは頭を使ってマップの突破方法を考えなければならない。 勿論、プレイヤー側も恩恵を受けることができる。敵をジオパネルの外に出してプレイヤーで独占する、というのも一つの手である。 「敵強化+50%」「超敵強化3倍」のみ敵だけに効果がある。 暗黒議会 店にもっと高いものを置いたり、出現モンスターを強くしたりしたいときに利用する。 提案には「マナ」が必要である。このマナは敵にとどめを刺すことで溜めることができる。複数のキャラでマナを共有することはできない。 現実の議会のように、賛成・反対の意見を集め多数決を取る。しかしここは魔界。反対派に賄賂を贈って味方に付けたり、否決されても戦闘で全滅させたりして無理やり可決することもできる。 師匠・弟子・エクストラゲイン 新しくキャラを作るときは上記の暗黒議会に申し込むのだが、申し込んだキャラが師匠となり、新しく作ったキャラが弟子となる。 隣接していると連携攻撃が出やすい、弟子のステータスの10%分が師匠のステータスに加算される、といった恩恵がある。 また隣接しているときに弟子の魔法を師匠がLv0の状態で使うことができる。何度か使って魔法Lvを上げればその魔法を習得することができる (エクストラゲイン)。 評価点 豊富な隠し要素 上述の通り本編のボリュームは20~30時間と昨今のRPGと比較して短い。 しかし、クリア後(厳密にはクリア前でも可能)の隠し要素を含めると、そのボリュームはゆうに100時間を超える。 イノセントを集め、アイテムを強化し、レベルとウェポンマスタリーを鍛え、凶悪なステータスを持つ隠しボスに挑む。とにかくやることが尽きない。 ストーリー どちらかというと一貫性はあまり無いストーリーだが、各話のところどころでコミカルな展開や話の良さがキラリと光る。日本一特有の陰惨な展開も所々に垣間見える。 特定の条件で発生する特殊なエンディング(所謂バッドエンド)も多数用意されている。 最終話の展開はかなり衝撃的。それまでのコミカルなテイストを全て吹き飛ばす。 ストーリーとは関係ない、たとえば各話の終わりに挟みこまれるデモ(次回予告)が面白い。 佐藤氏による音楽は秀逸。マール王国シリーズから引き続く名曲の数々がストーリーを盛り上げてくれる。 本作の主題歌ともいうべき「ラハールさまの賛美歌」は色々な意味で必聴の名曲だが、正規ルートではなくて脇道ルートでしか聴けなかったりする。 挿入歌は「戦友(とも)よ」と「赤い月」の2つとマール王国シリーズに比べると少ないがそれぞれシーンに合わせた絶妙のタイミングでかかり、プレイヤーの脳汁と涙腺を崩壊させてくれる。 キャラクター キャラクターは主人公ラハール、魔王の家来エトナを始めとする個性派揃い。 特にラハールは声優の水橋かおり氏の当たり役の一つとなった。 また、魔界の召使いのプリニーはその後の日本一作品に多数出演する、マスコット的存在となった。 ラ・ピュセルから“魔王”プリエなど、他作品からのゲスト出演も多い。 主要人物以外のいわゆるモブに該当する汎用キャラクターも、その可愛らしい外見から人気が高い。 ロード時間の短さ 日本一ソフトウェアのゲームは起動時にROMのデータをハードに読み込ませることでロード時間を大幅に短縮させている。このおかげで快適なプレイを楽しめる。 ドット絵のクオリティ ゲームグラフィックに対する評価はプレイヤーによって異なるが、ドット絵そのもののクオリティは非常に高い。 高笑いするラハール、ポーズを決める地球勇者ゴードン一行など、画面上で動き回るキャラクター達は見ているプレイヤーを飽きさせない。 自由度の高いキャラメイク 上述の通り装備できる武器種に制限はない。ウェポンマスタリーの上限も全職一律で255。ほか転生やエクストラゲインで他職の魔法を覚えられる。 例えば侍で剣を鍛えてから盗賊に転生すれば、剣技が得意な盗賊が完成する。同様に炎を得意とする赤魔法使いに、水や風魔法を教えることもできる。 他にも魔法を極めた戦士、斧を持った魔法使い、槍で戦うアーチャー、拳を振るう僧侶等、非常に自由度の高いキャラメイクが実現可能。 他のRPGで「ネタ」とされたり、そもそも組めない構成が、ディスガイアでは実現できてしまう。本シリーズならではの魅力と言える。 ただし装備適正(*1)の概念があり、実際には素直にその職に向いた装備を選んだ方が強い。最強の構成を目指すか、あくまで我が道を行くか好みが分かれるだろう。 賛否両論点 「やり込み要素が豊富」という点 本作で言う「やり込み」はひたすらキャラクターやアイテムを強化する「育成」や、図鑑を埋める等の「収集」を指す。 スコア/タイムアタック、低レベルクリア等のことではない。後述する難度設定を利用してのやり込みとして、最大強化された裏ボスに挑むプレイはあるが、やはりメインは育成である。 自分からRTAや縛りプレイ等のルールを課してプレイすることはできるが、ゲーム側にそのような設定がある訳ではない。 ゲーム中に敵のパラメータを変える形での難度設定はあるが、取得経験値を底上げして稼ぎに利用するのが主目的であり、歯ごたえのあるプレイを求めての利用には向かない。 「やり込み」のベクトルが(何よりも時間を要し、知識や技術の比重が小さい)収集・育成方面に向きすぎているため、そのような要素を好まないプレイヤーからは「やり込まされゲー」「超作業ゲー」などと揶揄されている。 ゲームグラフィック PS2というハードの性能に見合わない稚拙なグラフィック(*2)で、SFCレベルと揶揄されることもある。 一方で「暖かみがある」「むしろドット絵だからこそ評価できる」と、時代遅れという点を逆に評価するプレイヤーも居る。 SRPGとして 属性耐性、敵・味方の位置および向きによる補正、ジオエフェクト、マップの高低差による補正など、ダメージに関係する仕様は細かい部分まで作り込まれている。 それぞれ効果は重複するため、如何にして大ダメージを出すか工夫のしがいがある。やり込みの一種として最大ダメージ検証もある。 一方で敵が覚えている特殊技の射程、攻撃範囲、威力の予測ができない、敵のAIがあまり賢くない等、調整が行き届いていないところも。 AIについては狙いにばらつきがあり、特殊技を使える状況でも通常攻撃を選ぶなど。ただこのおかげで難度が抑えられている面はある。 職業バランス 本作には多種多様な職業が存在するが、やはり強弱はある。 結論から言えば「魔人」があらゆる職業における最上位で、最強を目指すなら魔人以外の選択肢はない。 ただし魔人は解禁条件が非常に厳しい言わば隠し職業であり、その強さはやり込んだプレイヤーへのご褒美とも取れる。 この辺りを妥当な調整とするか、バランスの悪さと捉えるか判断の分かれるところ。 魔人の存在を考慮しなければ本作は剣一強のバランスなため、それを得意とする「侍」が頭一つ抜けている。 解禁条件もそこまで厳しくなく、何も考えずにプレイしても解禁できる。 一方で不遇とされるのは「魔法剣士」。悪い意味で能力が平均的であり、剣も魔法も専門職に負ける有様。ほぼ上位互換である「天使兵」の存在も痛い。 やり込んでいくうちに強弱の差は縮まっていくものの、プレイヤーによっては気になる部分だろう。 ただ魔物型キャラのみ、やり込みや愛の力ではカバーし切れない問題を抱えている(後述)。 アイテム界の仕様 「ランダムダンジョン」と銘打っているが、ボスであるアイテム将軍以外倒す意義がなく、突き詰めると敵を無視してどんどん進んでいくのが最適解となる。 如何にして少ない手数で次のマップに進むかの駆け引きはある。拳の武器技で敵をどかしたり、投げを駆使して長距離移動するなど、工夫のしがいはある。 ただほとんどバトルせずに進んでいく都合上、どうしても作業感が残ってしまう。人によってはつまらないと感じる要素になり得る。 一部武器技の仕様 拳、槍の武器技には予備動作の概念があり、予備動作パネルに障害物やキャラがあると発動できない。 コマンド入力時点では発動可能でも、その後味方が移動するなどして予備動作パネルが埋まってしまうと不発に終わってしまう。 あるいはその逆で拳の武器技で敵を移動させてしまい、後続のキャラが攻撃できなくなることも。 拳に関してはアイテム界で出口を塞いでいる敵をどかすなど便利な部分もある。 この独特の性質は好みが分かれやすい。幸い、拳、槍を使わないとクリアできないようなステージは本編にはない。 問題点 バグ 育成しすぎるとオーバーフローを起こして能力が0に戻るという不具合がある。 PSP版では修正されている。 ゲームテンポの悪さ 長時間のプレイを前提としたつくりでありながら、イベントのスキップが一切できない。 カーソルやキャラクターの移動速度を変更できず、特殊技の演出もカットできないため、戦闘に掛かる時間が長い。 特殊技の演出はPSP通信版で、他は『2』およびDS版で改善された。 武器のバランス 8種類(人間用が7種、魔物用が1種)ある武器のうち、「剣」が突出して強すぎる。 剣は「バランス型の初心者向け」という特徴だが、習得する特殊技は単体高威力、広範囲攻撃、長射程攻撃とあらゆる局面に対応出来るため、他の武器を用いる意義がほとんどなくなってしまっている。 敵を強制移動させる技を使える「拳」と、魔法の範囲・射程を広げられる「杖」のみ、ある程度利用価値がある。それでも剣が強すぎて存在が霞んでいる。 具体的には、稼ぎに必要な3x3マスと、高低差に強い射程5マスの特殊技を備えており、依存ステータス(与ダメージに影響する)がATKのみでブレイブハート(ATK上昇の補助魔法)で威力を大幅に上昇させられる。 なにより、武器のパラメータが他の武器よりも圧倒的に高い。最強剣の「魔剣良綱」はATK4000(*3)、次点の「宇宙銀河ブレード」もATK2000となっている(剣に次いで高い斧でもそれぞれ2500、1500)。 魔物キャラが活用できるシステムが少ない キャラクターは大まかに「人間型」と「魔物型」の2種類に分けられ、使用できるシステムに差異がある。 このうち、魔物型は「使用できる武器の種類が少ない」「投げが使用できない」など、人間型に比べてできることが少ない。 魔物型キャラに用意されている武器種は一種類のみ。特に問題なのは人間型の「杖」に当たる魔法系の武器が存在しないことで、魔法の得意な魔物型キャラは活躍させづらい。 また、魔物武器はマスタリーレベルを上げても武器技を習得できない。職業固有の技は「転生」を行うと技レベルがリセットされてしまうので、人間型キャラはレベルがリセットされない武器技・魔法を主力にするのだが、魔物型キャラにはそれができない。 作成可能にする条件が厳しい。基本的に、敵として出現する魔物型キャラを倒せば暗黒議会で作成可能になるのだが、1体倒しただけでは作成に必要な費用が高く、30体倒すことで基本値になる。遭遇しにくい種族・ランクの魔物(*4)もいるので、やりこみというより苦行。よほど問題だったのか、続編ではこのシステムは完全消滅している。 続編では魔物型特有のシステムも増え、格差も小さくなっている。(『2』での魔物魔法系の武器の追加、『3』での「投げレシーブ」追加など) 総評 日本人が好むとされるレベル上げ・アイテム収集といった「作業」に特化した内容で、多くの中毒者を生み出した良作。 取っ付き易い難易度でSPRG初心者にも受け入れられた。原田氏による可愛らしいキャラクターデザインも概ね好評で、キャラゲーとしても一定の人気を得ている。 余談 10万本を売り上げたヒット作であるという点から、良くも悪くも以降の日本一ソフトウェア作品の判断基準と化してしまった。 その後に発売された別タイトルの売上があまり芳しくなかったことや、諸事情で開発力が低下したことからディスガイアシリーズは日本一の主力とならざるを得なくなり、結果として多くの続編・移植作品・派生作品がリリースされることになった。 小説、漫画、アニメが存在する。 小説版は3種類存在するが、そのうちの1つはゲーム本編にあたる部分の刊行後も続編が書かれており、小説版オリジナルキャラが登場したり、同社の『ファントム・キングダム』のキャラが介入するなど、原作とはまた違った面白さがある。 アニメ版はストーリー変更、作画崩壊などの特徴がある。 コンパイルハート(アイディアファクトリー)発売の『クロスエッジ』『トリニティ・ユニバース』にディスガイアのキャラクターがゲスト出演している。 本シリーズの魔法体系はファイア系を例に採ると「ファイア」→「メガファイア」→「ギガファイア」→「オメガファイア」→「テラファイア」の5段階である。4段階目のオメガ系が見事に浮いてしまっている。『ディスガイア2 PORTABLE』以降6段階目であるペタ系が追加されたため、よりその傾向が強くなってしまっている。 これは同社の『マール王国の人形姫シリーズ』の魔法体系を流用しているためであるのだが、あちらはオメガ系までの4段階までだったため違和感は無かった。しかし、本作で5段階目のテラ系を追加してしまったためこうなったのである。 また、現在ではマール王国シリーズよりもディスガイアシリーズの方が知名度が高くなる一方であるため、マール王国シリーズを知らないディスガイアユーザーが増えていき、オメガ系に疑問を持つユーザーも増えている。 魔界戦記ディスガイア PORTABLE 【まかいせんきでぃすがいあ ぽーたぶる】 ジャンル 史上最凶やり込みシミュレーションRPG 対応機種 プレイステーション・ポータブル 発売元 日本一ソフトウェア 発売日 2006年11月30日 定価 4,800円(税抜) 判定 良作 概要(P) 『魔界戦記ディスガイア』のPSP移植作品。 設定やクリアまでの大枠は本編から引き継がれている。 評価点(P) 追加要素 新シナリオ「エトナ編」、聴いたことのあるBGMを買える「音楽屋」、集めたアイテムや与えたダメージなどを記録できる「記録屋」が追加された。 エトナ編はクリア後にプレイ可能になる。「もしエトナがラハールを誤って殺してしまったら」というifストーリーが展開される。 本作の既プレイ者、上級者向きの内容で全4話構成。マップ構成が本編と大きく異なる。 あるコマンドで最初からはじめた場合は難易度が下がる。 『ファントムキングダム』のゼタ、『魔界戦記ディスガイア2』のアデルとロザリンドが追加ボスとして登場するようになった。 それに合わせて専用マップ「魔鏡の間」が追加。本編よりも強力な敵が出現し、より効率のいいレベル上げができるように。 エトナ編 自由奔放なエトナが何故ラハールの配下になったか、生前のクリチェフスコイについてなど、PS2版で詳しく語られなかった設定が明らかになる。 全4話という短さながら、エトナというキャラクターについて深く掘り下げており、話のオチもディスガイアらしいものが付けられる。 外伝ながら意外と作り込まれており、ここでしか聞けないテーマソングがある他、エトナ編で裏ボスを倒すと本編とは別の展開を迎えたりする。 問題点(P) 剣一強のバランス、魔物キャラの不遇さ等は移植前のまま。 特殊技演出のカット機能もまだない。 総評(P) エトナ編他多くの追加要素を盛り込んだ『魔界戦記ディスガイア』の移植作品。 家で腰を据えてじっくりプレイしたい人から、出先の暇潰しを求めている人にまで、広く勧められるRPGである。 魔界戦記ディスガイア PORTABLE 通信対戦はじめました。 【まかいせんきでぃすがいあ ぽーたぶる つうしんたいせんはじめました】 ジャンル 史上最凶やり込みシミュレーションRPG 対応機種 プレイステーション・ポータブル 発売元 日本一ソフトウェア 発売日 2007年11月29日 定価 2,800円(税抜) 判定 良作 ワイヤレス通信による通信対戦、前作のセーブデータ引き継ぎ、戦闘演出の簡略化といった追加要素がある。 魔界戦記ディスガイア 魔界の王子と赤い月 【まかいせんきでぃすがいあ まかいのおうじとあかいつき】 ジャンル 史上最凶やり込みシミュレーションRPG 対応機種 ニンテンドーDS 発売元 日本一ソフトウェア 開発元 システムプリズマ 発売日 2008年6月26日 定価 5,040円 判定 劣化ゲー 概要(DS) 2003年に発売され、日本一ソフトウェアの名を広く知らしめた名作『魔界戦記ディスガイア』のDS移植版。同社の任天堂ハードにおける初の作品である。 評価点(DS) PSP通信版の演出簡略化に加え、戦術マップでのキャラ移動スピードも高速化が可能になっており、更にスピーディーになっている。 追加要素として当シリーズのキャラクターデザインを手がける原田氏のホームページの看板娘「プレネール」がプレイヤーキャラとして参戦する他、PSP版では戦えるだけだったゼタ、アデル、ロザリンドが倒した後で仲間になるようになった。 プレネールはゲームの進め方次第ではすぐに仲間になるので即戦力として有用であり、他のキャラ達もプリエやマージョリーに負けず劣らず凶悪な性能である。 2周目以降、イベント中に上画面でプリニーの突っ込みが入るプリニーコメンタリーが追加されている おおむね原作のノリを延長した内容であり、他作品からの小ネタの解説などといったシナリオの補完もしたりするので、周回プレイにおけるマンネリ解消にも一役買ってくれる(ON・OFF可能なので、見たくない場合はOFFに設定すれば見なくて済む)。 見下ろしマップの追加で位置関係の把握がしやすくなった。3Dマップと見下ろしマップを同時に表示している点は二画面の特性をうまく生かしているといえる。 特にアイテム界は凸凹が多く3Dマップでは非常に地形が把握しづらい。その問題をDSならではのやり方で解決したことは充分な評価点である。 問題点(DS) PS2版やPSP版と比べハードや容量の関係上、劣化要素がかなり多い。 ファンにとっての最大の不満要素は何よりボイスが削除された事である。 エンディング等に使われていたボーカル曲はインストゥルメンタルに変更され、音質も大幅劣化。 辛うじて残っているのはオープニングと各話間の次回予告デモ、戦闘中の掛け声のみ。 だが各話間の次回予告デモの声がなぜか半場友恵氏から若本規夫氏に変更されており、旧来のファンからは「改悪」と批難される事が多い。 そもそも若本氏はベース作品に出演していないので本作との関わりは薄く、何故氏に変更したのかとの疑問を抱く事になるのは必然であろう。 追加ユニットに戦闘中のボイスが無い。プレネールは無口という設定があるので仕方がない部分もあるが、他の3人は過去作からの使い回しでもよかったと思うのだが…。 ハードの仕様上、画面の解像度が低い。特に特定の技のエフェクトでキャラが拡大される時にこの傾向が顕著になる。 特殊技の使用時に背景が真っ黒になり、エフェクトが簡素化、または一部カットされている。 おまけにエフェクトが従来作よりややもっさりしている。特にアデルの烈火武神撃は処理落ちにしても酷過ぎる。 敵のステータスの一部が閲覧不可能になった。 弟子作成可能数が減っている(PS2・PSP:104人→DS:35人)。 セーブデータが削除できない。PS2・PSPではゲーム機本体側でセーブデータの管理ができ、削除の機能が不要だったため、ソフトにデータを保存するDSにはセーブデータ削除の機能を追加する必要があることに開発側が気付かなかったものと思われる。 タッチ操作が追加されたがもともとタッチ操作を想定しておらず、狙ったところをタッチするのは至難の業。2画面であることから従来の画面以外にマス目表示の見下ろしマップが追加されたが、なぜかこれがタッチ機能のない上画面。逆だったらタッチ操作しやすかったのに。 総評(DS) 旧来のファンから見れば粗の目立つ作品であるが、システムの根幹部分はしっかりとした移植がなされているため、ゲーム性での劣化は無きに等しい。初めてディスガイアをプレイした層からは概ね好評である。 携帯機なので電車の中などで音声OFFにする人も多い。エフェクトにしても、作業ゲーとなればほとんどの人が切ってしまうだろう。気にしない人には本作をオススメする。 余談(DS) 4Gamerによるシリーズ15周年記念インタビューにおいて、開発スタッフがシリーズで最も開発が大変だった作品として本作を挙げている。 同インタビューによれば、元のディスガイアがDSで動かすような仕様ではないので、素材などを極限まで切り詰めて作り直し、解像度の低さに合わせてパラメータ表示などにも手を加えるなどしており、「よく完成できたと思います。」と感想を述べている。 魔界戦記ディスガイア PC 【まかいせんきでぃすがいあ ぴーしー】 対応機種 Windows Vista~10 (Steam) 発売元 NIS America 発売日 2016年2月25日 価格 1,980円 備考 配信当初の英題は『Disagea PC』 判定 良作 概要(PC) 日本一ソフトウェアのPC進出第一弾にしてディスガイアシリーズ初のPC版。 尚、Steam等での全世界配信のためパブリッシャーは同社の米国法人であるNIS Americaが担当している(*5)。 『魔界戦記ディスガイア Portable』を元にしており、PC向けのUIやテクスチャに対応している。 当初は英題の『Disgaea PC』名義だったが、後にSteamストアの日本語タイトル表示対応の際に『魔界戦記ディスガイア PC』に改められている。 PC版の追加・変更点 高解像度のテクスチャ、インターフェースに対応。旧来のデザインも選択出来る。 変更されるのは各種ウィンドウのデザイン、マップのテクスチャデザイン、影などの各種処理追加、顔グラフィック、立ち絵の高解像度化など。 キャラクターのドット絵はさすがに描き直されていないが、オプションからフィルターをかけてスムージング処理がかけられる。 コントローラーに加え、キーボード+マウス操作に対応。 音声は日本語と英語、字幕は日本語、英語、中国語、韓国語が収録されている。 DLCとしてデジタルアートブック、オリジナルサウンドトラックを収録した『Digital Deluxe Dood Edition』が配信されている。 プレオーダー(先行予約)すると、通常版と同価格で購入できた。 問題点(PC) 配信当初はPCへの最適化不足が散見された fpsが安定しない、SSAOなど特定の画面オプションに不具合があるなど。 現在はパッチで改善されている。 その後も順次アップデートが行われており、8月9日のアップデートではボタン表示が要望の多かったXinput表記に対応した。 通信対戦未収録 このため、通信対戦版での追加キャラは使用できない。 連携時のカットインだけはドット絵と同様フィルターがかけられるだけなので、顔グラフィックなどに比べると若干見劣りする。 総評(PC) 近年増えてきたSteamへ進出するメーカーにありがちなPCへの最適化不足や配慮の足りない面は見られるものの、 基本的な内容に変更はなく、PC用に強化されたグラフィックなどは好評を得ている。 日本一ソフトウェアのPC進出第一弾としてはそこそこの成功を収めたと言えるだろう。 その後(PC) 本作の発売後、日本一ソフトウェアは『htoL#NiQ-ホタルノニッキ-』『ファントム・ブレイブ』などのPC版を次々とリリースしており、今後の展開が期待される。 2018年7月26日にSwitch/PS4で『魔界戦記ディスガイア Refine』が発売された。
https://w.atwiki.jp/faren_ency/pages/1239.html
特殊技 特技・必殺技などと呼ばれるコマンドの、ヘルプファイル上での正式名称。 詳細は特技一覧を参照。 魔法と違い自由に名称や効果範囲を設定できるため、敵全体を即死させる特技や15発マシンガン(1-9だけでなくA-Fも使えるためFを指定すれば回数15回になる)のような特技も作れる。 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/orenorpg/pages/38.html
タイトル 魔界戦記ディスガイア3 ジャンル シュミュレーションRPG 対応機種 PS3 扱い メインキャラクター(ストーリーに関係するキャラクターはメイク不可。ただし、スキル等は追加で覚えることも可能)戦闘で使用可能な汎用キャラクター(仲間)は数種類の職業・モンスターの中から作成可能である。 名前 ひらがな・カタカナ・漢字・英数で設定可能。 外見 職業及び性別ごとに固定であり、それらの中から選ぶことになる。なお、職業ごとにランクがあり、ランクに応じた色が6種類存在する。 性別 職業により異なるが、男女両方ある職業と男または女限定の職業もある。 武器 武器は全部で8種類(拳・剣・槍・弓・銃・斧・杖・モンスター専用)色違い含めそれぞれの武器にグラフィックが存在する。また、モンスター型の汎用キャラクターならば数ターン武器に変身して使用することができる。その際、モンスターの種族ごとに武器種類は固定である。 ボイス 職業及び性別により固定。掛け声程度のものである。 性格 ボイスがそのまま性格になっている。 仲間 仲間として戦闘に参加するキャラクターのみ、キャラメイク可能 育成 ステータス・アビリティ・スキル・アイテム能力を自由に育成可能 汎用キャラクター限定であるものの、メイキング・育成の幅は広い。しかし、メイクしたキャラクターがストーリーに介入することは皆無なので注意が必要。全ての職業が汎用的なスキル・魔法を自由に選択して習得できるため、特定の職業が弱いということはない。 名前 コメント